肉便器掲示板

肉便器掲示板と呼ばれているサイトがある。
そうは言っても、見た目は普通の出会い系の掲示板であり「第1志望は肉便器です。第2志望はカレシです」なんて言う女性が集まっているわけではない。男たちがそう呼称しているだけだ。
ただ、何でそう言われているかと言うと、それは肉便器な女性を拾える確率が高いからだろう。もちろん、女性の方から肉便器を希望しているはずがなくて、肉便器に調教できそうな女性が多いからだと思われる。
僕自身はそんな恩恵にあずかったことはない。それ以前に、肉便器なんて言う下劣な言葉は使いたくない。いくらなんでも、女性に対して便器はないだろう。人間の尊厳を著しく貶める表現だ。
そんなことを考えつつも、僕もまた最近は肉便器掲示板に出入りしている。無料でやらせてくれる女性がいるのならば、それは肉便器ではなくて大天使ミカエル様と双璧な存在だ。
しかし、そんな僕の崇高な思想を阻害するように、肉便器掲示板で会話することができたSちゃんは「ああ、アタシ肉便器っすよ?」と言ってきた。
なぜだ!なぜそこまで自分を貶める?自分を便器だなんて、君は自尊心の欠片もないのか?
人妻とのセックスにも成功して夫婦のように料理も振舞われる
「んー、それは考えようじゃないすかね?とりあえず会います?〇〇円欲しいですけど」
ああ、無料でやらせてくれる大天使ではなくて、有料でやらせてもらえる堕天使なのか・・・。でも、僕も援交ですら女の子と出会えたことはないし、会えるに越したことはない。そして何よりも自分で自分を「肉便器」と称するSちゃんにちょっと人間的興味はあった。
こうして出会えたSちゃんだが、結構なマグロだった。感じているかもわからないし、濡れても来ない。何とかエロ動画を脳内再生して、ローション塗りたくり腰を動かしまくって、ようやくイケた体たらくであった。
「言ったじゃん。肉便器だって。便器が笑ったり感じたりはしないっしょ?」
僕がちょっとだけ苦言を呈すると、彼女はそう言って開き直ってきた。
ああ、そういう意味の肉便器だったか・・・何だか、彼女の中に出したザーメンがおしっこと同価値のように思えてきた次第である。
出会い系でタダマン
割り切りでただまん